歯ことば
親知らず
親知らずはすべての永久歯が生えそろった後に生える歯です。
永久歯は中学性頃までに生えそろいますが、親知らずは10代後半以降に生えてきます。
永久歯はすべて生えると上下左右に7本ずつあります。
親知らずは最後方の歯の後ろに生える8番目の歯なので、歯科用語では8番と言われることが多いです。
親知らずはすべての人に生えてくるわけではありません。
生えてこないで顎の骨の中に埋まったままの状態になることもあります。
近年、親知らずのもとになる種(歯胚)ができないこと方も増えているようです。
親知らずは抜かなければいけないのかというと、必ずしもそうではありません。
しっかりと生えてきている親知らずはそのままにしておいて、問題ありません。
また、完全に埋まっているときも抜く必要はありません。
親知らずを抜くときは、親知らずが他の歯のカリエスリスクを高めるときや、矯正治療で親知らずが治療の妨げになるときです。