歯ことば
酸性(ホワイトニング剤)
ホワイトニング剤には酸性のものもあります。
酸性と聞いてどうでしょうか。酸っぱいというイメージが浮かびますか。
口の中では、酸性の状態が続くとあまり良くありません。
歯の表面のエナメル質は酸性の状態だと、柔らかくなり溶けてしまいます。
この状態を脱灰と言います。
酸性のホワイトニング剤は歯の表面を脱灰させて、薬液を浸透しやすくします。
ただ、酸性が強すぎることは注意が必要です。
また、酸性の場合はOHラジカルを生じないので、金属触媒が入っています。
触媒はOHラジカルが発生させやすくするものだと考えましょう。