投稿日:2024年10月23日  カテゴリ:インビザライン

インビザライン矯正ができない人の特徴と症例を解説

インビザライン矯正を受ける人の約97%が治療を続けることができています。この高い継続率は、矯正治療の確実さと快適さ、効果を示していると言えます。

池袋はならび矯正歯科では、インビザライン矯正ができない人の特徴と症例について詳しく説明します。

インビザラインは、透明なマウスピースを使った新しい歯列矯正法です。従来のワイヤー矯正と比べると装置が目立たず、着脱可能で日常生活に影響が少ないのが特徴です。しかし、全ての人がこのインビザライン矯正に適しているとは言えません。

この記事では、インビザライン矯正の基本から、適応する症例とそうでない症例までを詳しく説明します。そして池袋はならび矯正歯科での治療方法や費用についても説明していきます。

インビザライン できない人

重要なポイント

  • インビザラインは約90%の方が治療に適応している
  • 1日22時間の装着が一般的に必要
  • 治療費用は660,000円から1,320,000円程度
  • 無料相談や無料シミュレーションを活用して詳細な情報を得ることが可能
  • 継続率が97%と高く、多くの患者様が満足している

インビザライン矯正の基本知識

インビザライン矯正は新しい歯科技術を使った画期的な治療法です。透明な矯正装置を使って、歯を整えます。そして同時に、口元の美しさを保ちます。

インビザラインとは何か

インビザラインはマウスピース型の矯正装置です。マウスピースはアライナーとも呼ばれます。透明なアライナーを装着し、段階ごとに次のアライナーに交換していくことで徐々に歯を動かします。

世界中で愛用されている矯正方法です。

インビザライン矯正の特徴

インビザライン矯正の特徴の一つは、装置の見えにくさです。透明な装置を使うので、見た目を気にせず治療できます。

それから、3Dシミュレーションが可能なシステムを用いて、治療計画を立てますので、精密でイメージがしやすいのが特徴です。

特徴 メリット
透明なアライナー 目立たない
取り外し可能 食事や歯磨きが容易
3Dシミュレーション 精密な治療計画

従来の矯正治療との違い

インビザライン矯正は従来のワイヤー矯正とは異なります。矯正治療時によくある不快感が少なく、快適さと美しさを兼ね備えています。ワイヤーなどの凹凸にある装置を使わないので、お口の中の違和感が少なくなります。

インビザライン矯正

インビザライン できない人の特徴

インビザライン矯正は多くの人に適応できる治療法ですが、一部の人には合わない場合があります。インビザラインの制限事項を知り、最適な矯正治療方法を選ぶことが大切です。

年齢による制限

インビザラインは12歳から70代まで使えます。ただし、高齢者は歯の移動が遅く、治療期間が長くなることがあります。

口腔内の状態による制限

歯周病がある場合や、多くのインプラントが埋入されている場合、インビザラインが難しくなります。事前にお口の中の検査をしっかり行い、口腔状態を評価することが大切です。

歯の移動量による制限

大きな歯の移動が必要な場合、インビザラインでは対応できないことがあります。例えば、重度の叢生や多数の歯を抜歯する必要がある場合は、ワイヤー矯正の方が適している可能性があります。

制限要因 インビザライン適応 代替治療法
重度の顎骨格の問題 適さない 外科的矯正治療
進行した歯周病 適さない 歯周治療後に再評価
多数歯抜歯が必要 適さない場合あり ワイヤー矯正
インプラント既往 適さない場合あり 部分矯正

インビザライン矯正を行う場合の注意点として、装置の装着時間や交換頻度を守れず、口腔衛生管理が難しい人には向いていません。そういった場合は、ワイヤー矯正を検討する方が良いかもしれません。

インビザライン矯正の適応症例

インビザラインは、軽度から中度の歯列不正に最適です。マウスピースの矯正効果を最大限はっきすることができるでしょう。見た目や噛み合わせの改善だけでなく、将来の快適な生活を見据えた治療法として推奨できます。

池袋のならび矯正歯科・神谷では、インビザライン矯正を行っています。患者様のニーズや口腔内状態に合わせて、最適な矯正治療プランを提案しています。

症例 インビザライン適応 従来の矯正
軽度の叢生
中度の歯列不正
軽度の開咬
歯の隙間

インビザラインは、患者様の協力と適切な使用によって最大限の効果を発揮します。日常生活への影響を最小限に抑え、効果的に歯並びを改善することができます。ただし適応する症例とそうでない症例があるので、見極めが大切です。

インビザライン矯正の非適応症例

インビザライン矯正は、歯並びを整えるのに役立ちます。しかし、全ての歯列の問題に合っているわけではありません。インビザラインが合わない場合もあります。

インビザラインが合わないケースについて具体的な例をみていきましょう。

重度の叢生

歯のでこぼこが重度で、非常に乱れている場合、インビザライン矯正は適していません。歯を動かすスペースが足りないため、歯を抜く必要がある場合もあります。そうした場合は、従来のワイヤー矯正の方がスムーズに治療が進みます。

重度の歯周病

歯周病の程度によって、矯正治療ができるかどうかの判断が変わります。軽度の場合は矯正可能ですが、重い場合は矯正治療中に歯が抜ける危険があります。例え、歯が動いたとしても、将来的に歯を失う可能性が高くなります。

歯周病治療を優先し、状態が改善した矯正を考えるべきです。

インビザライン矯正のメリットとデメリット

インビザライン矯正の利点は、装置が目立たない点です。透明なマウスピースは、周囲の目を気にすることなく、日常生活や仕事でも気にせず使えます。取り外し可能なので、食事や歯磨き時にも便利です。

3Dシミュレーションで治療計画を確認できるのも、インビザラインの特徴です。

患者様は治療の流れや歯の動きを事前に知ることができます。これにより安心して矯正を始められます。

一方で、マウスピース矯正には欠点もあります。適応できる症例が限られている点です。先ほど紹介したよう、重度の叢生や歯周病がある場合、顎に問題ある場合の矯正治療には向きません。また、装置を自分で管理する必要があり、正しい時間、装着することが大切です。

メリット デメリット
目立たない外観 適応症例の制限
取り外し可能 自己管理の必要性
3Dシミュレーション 費用面での負担

費用面では、従来からの矯正法と比べて若干高くなる傾向があります。

インビザライン矯正の費用の目安は、部分矯正は30万円から40万円、全体矯正は70万円から100万円程度です。

インビザラインは世界100カ国以上で1400万人以上が使っています。透明な装置の利点を踏まえて、自分の状況に合った矯正方法を選びましょう。

インビザライン矯正の治療プロセス

インビザライン矯正治療は、歯並びを改善する効果的な方法です。矯正治療は、丁寧なステップを踏んで進められます。

初診とカウンセリング

治療を希望する場合、まずは初診とカウンセリングから始まります。歯並びの状態や治療の目標を確認します。歯科医師は、口腔内の状態や不正咬合の程度を細かくチェックします。

治療計画の立案

インビザライン治療プロセスの次のステップは、歯科医師による治療計画の立案です。インビザライン矯正では、クリンチェックという特殊なソフトウェアを使います。3Dシミュレーションを作成し、治療の各段階での歯の動きを予測します。

マウスピースの作成と装着

治療計画が決まったら、オーダーメイドのマウスピースを作成します。通常、マウスピース一式の到着には約1ヶ月~1ヶ月半かかります。

インビザライン矯正を始めてからは、1日20時間〜22時間の装着が推奨されています。

項目 詳細
推奨装着時間 1日20〜22時間
1回の交換で歯が移動する距離 約0.25mm
マウスピース到着期間 約1ヶ月~1ヶ月半

インビザライン矯正は、特にマウスピースの管理において、患者様の協力が重要です。食事時以外はマウスピースを装着し、決められた時期にマウスピースを交換するようにします。

歯科医院では、定期的にクリンチェックで治療の進行を確認します。適切なケアと管理により、効果的な治療結果を得ることができます。

インビザライン矯正の費用と期間

インビザラインの費用は、患者様それぞれのお口の状態によって変わります。

一般的には80万円から100万円程度です。費用には、カウンセリング、検査・診断、マウスピースの作り方・装着、調整や管理料、保定処置などが含まれます。

治療費用は、矯正の範囲や種類によって異なります


インビザライン矯正の代替治療法

インビザラインが合わない時は、他の矯正方法があります。矯正方法は、患者様のお口の状態に合わせて選ぶことが重要です。

ここでは、よく使われる矯正方法を紹介します。

従来のワイヤー矯正

ワイヤー矯正はよく使われています。歯を大きく自由に動かすことができます。さまざまな症例に適応が可能です。ただし、装置が目立ちやすい点や、歯のケアが難しい点があります。

部分矯正

部分矯正は特定の歯だけを治療します。全体の歯並びを改善しなくてもいい場合に使います。治療期間が短く、費用も安いのがメリットです。

外科的矯正治療

骨格に問題がある時は、外科的矯正治療が考えられます。顎の形を直接修正するので、大きな改善が期待できます。ただし手術を伴うので、患者様の負担が大きくなります。慎重に考えましょう。

外科的矯正治療を行なった後、ワイヤー矯正などの矯正が必要になるケースが多いです。

矯正方法 特徴 適応症例
ワイヤー矯正 歯を大きく動かせる 重度の叢生、出っ歯
部分矯正 特定の歯のみ治療 軽度の歯列不正
外科的矯正 顎の形を直接修正 顎の大きな不調和

池袋はならび矯正歯科・神谷の特徴

池袋はならび矯正歯科は、インビザライン矯正の専門的に取り扱っています。院長の神谷規明先生は、インビザライン専門医として知られています。

当院は、インビザライン治療に特化しており、4000件以上の症例を扱っています。これは東京でもトップクラスの実績です。神谷先生は、インビザラインジャパン社公認クリンチェッククオリティ向上委員会の委員長も務めています。安心して治療をお任せいただけます。

  • 池袋駅西口C6出口から徒歩1分の好立地
  • 火曜、水曜、金曜がお休みの3日制勤務
  • スタッフ22名、平均年齢30歳、平均勤続年数5年の若い職場
  • インビザライン治療の豊富な経験と高い専門性

丁寧な説明と清潔な院内環境を心がけております。インビザライン矯正をお考えの方は、ぜひ一度カウンセリングをお試しください。

患者様の声と症例紹介

インビザライン矯正治療は多くの人から評価されている治療法です。特に治療の快適さと効果的な結果が評価されています。

患者様の実際の感想としては、

「装置が目立たないので、仕事中も気にせず過ごせました」と話しています。別の人は「矯正治療の口コミを見て不安でしたが、実際に体験してみると想像以上に快適でした」

「スケジュール通りに治療が進み、予想以上の結果が得られました。歯列矯正の症例を見て決心しましたが、本当に良かったです。」

というような声が聞かれています。

ただし、インビザライン矯正は全ての人に適しているわけではありません。

重度の歯周病や複雑な歯の移動が必要な場合は、他の治療法が推奨されることがあります。1日20〜22時間の装着が必要なので、継続的な装着が難しい方には向いていません。

患者様一人一人の状況に合わせて、最適な治療法を提案することが重要です。

当院では、インビザライン矯正の可能性と限界を理解し、適切な治療計画を立てることで、より多くの方が満足のいく結果得られるようにサポートしています。

結論

インビザライン矯正は、歯並び改善のための魅力的な治療法です。しかし、全ての症例に合うわけではありません。特に、重度叢生など複雑な歯の動きが必要な症例や、骨格の問題がある場合にインビザラインは適さないことがあります。

矯正治療を選ぶ際、専門医の相談が重要です。池袋にある歯ならび矯正歯科・神谷では、個々の状況に合わせた治療を提案しています。インビザラインが合わない場合でも、他の矯正方法を提供しています。

インビザラインには様々な種類があります。軽度の症例向けの「ライトパッケージ」や子供向けの「ファースト」などがあります。ただし、1日20時間〜22時間の装着が必要で、適切な口腔ケアも大切です。最終的には、専門医と相談し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

まとめ|インビザライン矯正が出来ない人

インビザラインは効果的な矯正治療ですが、中には、インビザライン矯正が出来ない人もいます。重度の叢生や、骨格に問題がある受け口や上顎前突、下顎前突などです。これらの状態では、歯の位置を正しく整えるために、より強い力が必要であり、インビザラインでは十分な力を加えることが難しい場合があります。

また、重度の出っ歯や、歯根の炎症がある患者も、矯正治療においてインビザラインを使用することができないことが多いです。これらの患者には、従来のブラケットと併用することがすすめられます。

特に市内の医院では、治療計画を立てる際に、これらの問題を考慮することが重要です。インビザラインを希望する患者は、まず自分の歯の状態をよく理解し、どういったケースに当てはまるのかを知っておく必要があります。そうすることで、自分に合った最適な治療法を見つけることができるでしょう。

もしインビザラインが適さない場合でも、他の方法で歯の位置を改善し、理想的な歯並びを手に入れることが可能です。

FAQ

インビザラインとは何ですか?

インビザラインは、0.5mm〜0.7mmの薄い透明なマウスピースを使う矯正治療です。従来のワイヤーを使わずに歯を整えることができます。装置が目立たないのがメリットです。クリンチェックという3Dシミュレーションで治療計画を立て、患者ごとにオーダーメイドのマウスピースを作ります。

インビザラインの対象年齢は?

インビザラインは12歳から70代まで可能です。ただし、年齢だけでなく口腔や歯の状態も重要です。

例えば、重度の歯周病ではインビザラインが適さない場合があります。

インビザラインの適応症例は?

インビザラインは軽度から中度の歯列不正に適しています。見た目や噛み合わせを改善することができます。

将来の生活やお口の健康を見据えた治療として推奨されています。

インビザラインの非適応症例は?

重度の叢生や顎の不調和、重度の歯周病はインビザラインでは適応できません。これらの場合は、従来のワイヤー矯正や外科治療が必要になります。

インビザラインのメリットとデメリットは?

メリットは装置が目立たないこと、装置が取り外し可能だという点です。また3Dシミュレーションによる治療計画で、歯の動きを可視化できます。

デメリットは適応症例の制限や自己管理の必要性、費用面の負担があります。

インビザラインの費用と期間はどれくらいですか?

費用と期間は個々の症例によって異なります。カウンセリング時に詳しく相談する必要があります。

池袋のならび矯正歯科・神谷ではクレジットカード払いなど各種支払い方法に対応していますので、お支払いについてもお気軽にご相談ください。

インビザラインが適さない場合の代替治療法は?

従来のワイヤー矯正や部分矯正、外科的矯正治療があります。症例に応じて最適な治療法を選ぶことが大切です。